1.お祓いとお祓いの浄化について
お祓いの浄化は、例えるなら家の敷地内に入って来た不審者を、身元を明らかにして、帰ってもらうように対処することです。
家の屋根に乗っかっていようものなら、全力で抵抗して排除しなければなりません。
『お祓い』と『お祓いの浄化』は違います。
お祓いの浄化という対処やその他のお祓いの対処をひとまとめにして『お祓い』と呼んでいます。
お祓いでは、お祓いの浄化は一部の対処となります。
お祓いの中には、それ以外にする対処もあるからです。
そして、厄払いにおいては、お祓いは一部の処置として分類されます。
厄払いの方がする事が多いからです。
2.人間にとって憑くとよくない存在について
良くない存在の種類は、一つではなく複数あります。
そして人間にとって憑くとよくない存在は、人間の中の負の感情に引き寄せられることが多くあります。
負の感情は怒り、苦しみ、哀しみだけではなく、「喜・怒・哀・楽」全てにあります。
その他の感情にもあります。
要するに、その感情に至る心根がどうなのかということが大事になります。
もしも、嬉しい、楽しいという感情が他人の不幸を見て嬉しい、楽しいと感じるのであればそれは負の感情でしかありません。
人間にとって憑くとよくない存在が人間に憑くと、その負の感情を引き出せる環境を作ろうとするようになります。
そうすると、人間からすると悪い影響を与えられていることになります。
人間にとって憑くとよくない存在は、初めは弱い力で人間の環境を自分の好みの環境に変える事はできません。
ですから、憑いて力を増やそうとするのですが、その間に、人間が気持ちを切り替えて負の感情を手放せば増やすことが出来なくなり、去っていくこともあります。
それでも去っていかない事もあります。
逆に、ずっと負の感情を持ち続ければ、人間にとって憑くとよくない存在の力は増え続け、悪い環境を作っていきます。
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しゅ星